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私の「The Beatles +1」の楽しみ方

先日、
「The Beatles +1」(DVD2+CD版)を手に入れました。

ビートルズ1-5.jpg

お好きな方には、
涙が出るほど、感激する映像満載?のアルバムですが、
私、この映像を楽しみながら、
実はジーンとして目を潤ませております・・・・。

ビートルズ1-2.jpg

なぜか?

それはミュージアムで
毎日各ゾーンで流れていた映像と曲が鮮明に蘇るからです。
ミュージアムの内容は当然ジョンが主人公。
生誕からからの様子が
さまざまな資料と数々の映像で紹介されていました。

ビートルズ1-3.jpg

ミュージアムのゾーン2には、
初めてジョンが通販で手にした
ギャロトーン・チャンピオンのギター(同時代・同型モデル)が
展示されていました。
「クオリーメン」として
ポールと出会った地元セント・ピーターズ教会で演奏したときも
このギターだったと記憶しています。

「The Beatles +1」で
ジョンの顔がアップになる各曲のシーンでは、
15.6歳の頃のジョンとギターを思い出してしまいます。
このギターのあと、いわゆるエレキギターへと発展していきます。
確かハンブルグでの演奏は、「リッケンバッカー325メイプルグロウ」で
これはゾーン2に展示しておりました。

ビートルズ1-4.jpg

次から次へとミュージアムの思い出が蘇ります。

ゾーン3中央には、
ジョンのシンボルであった「リッケンバッカー325ジェットグロウ」。
ギターの側面に演奏曲の小さなメモが貼られたままでした。
ご来館のファンはそれを食い入るようにご覧になっていました。

人は誰しも歳を重ねて行きます。

私はミュージアムを通じて
彼の幼少期から少年時代を教えてもらいました。
ニューヨークのシェイ・スタジアムで
数万人を前にしたあのジョンの映像を観ますと
ついついメジャーデビューする前の
彼らのエピソードと姿を思い出してしまいます。

コンサイート映像で
フェンスにしがみついている若い女性ファン達は
2015年現在、みんな私と同い年の70前後でしょうね。
このアルバムを買ったアメリカのファンの中には
興奮して大声を出したり、失神した自分の姿を見るかも・・・。

あの演奏は1965年(私が高校を卒業した年)ですから
今年でちょうど半世紀ということになります。

その年から15年後の1980年12月8日に
ジョンはニューヨーク・ダコタハウス前で撃たれて
その40年の生涯を終えます。

それを歴史の一コマと知っていますので、
なおのこと「The Beatles +1」の映像のすべての見方が
特別な感じになってしまいます・・・。

昨日、
3日かかった2枚のDVD映像を見終わりました。

そのうちに第2回目を楽しむつもりですが、
またまた
ミュージアムの思い出とジョンの姿を重ね合わせるのでしょうね。

4人組が来日したのは
1966(昭和41)年6月29日、私が19歳の時でした。
DVDの映像を見ながら、
私も歳を取ったなぁ、と改めて感じています。

いろいろ思い出させてくれるいいアルバムに出会いました。



 



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コメント 5

ヨッシーパパ

そのアルバムには、ビートルズと共に、歩まれたご自身の半生も含まれているのですね。
視る度に、聴く度に違う時間が得られるのでしょうね。
そういう人生を歩まれたことを、羨ましく思います。
by ヨッシーパパ (2015-11-23 18:34) 

馬爺

私は全くビートルズ成るものに興味が無く全く曲もわかりません家内がえ~~と云うほど興味なしです。
by 馬爺 (2015-11-23 20:06) 

ちずのこ

ヨッシーパパ さま

niceとコメント、ありがとうございました。

自分で手を上げての
ミュージアム勤務ではなかったのですが、
ビートルズ世代ゆえ、いつのまにか擦り込まれて・・・。
この転籍がなければ、
DVDやCDを集めることもなかったでしょうね。
約8年弱の体験でしたが、
フツーのサラリーマン人生に
彩りを添えてくれたことは確かです。

by ちずのこ (2015-11-23 21:36) 

ちずのこ

馬爺 さま

niceとコメント、
いつもありがとうございます。

「興味なし」でよろしいと思いますよ。
音楽も文学もみなさん好みはそれぞれですから。
私だってミュージアムの仕事をしなければ
たぶん同じような感じでしょうね。
私は自分の別れの式には、
エリック・クラプトンと
ジョンの曲を一つ流して欲しいと残したいなぁ~。

by ちずのこ (2015-11-23 21:41) 

ちずのこ

ぼんさん さま
アルマ さま
kammi さま
ネオ・アッキー さま
Ujiki.oO さま

みなさん、nice ありがとうございました。

このグループの音楽と文化は
「世界史」に残るものでしょうね。
歴史の記述に欠かせない一面ですね。
オブラートのような薄さはかなさでも
一枚噛んだ?のは不思議な記憶です。









by ちずのこ (2015-11-26 17:24) 

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